山本夢人です。

今日もブログを覗いていただいてありがとうございます。

今日は、7月21日(日)に上演しましたリーディングライブ「星を買いませんか」について書きたいと思います。

12:30~
赤尾優美さん→いい加減な女芸人・綾乃役
中山穗乃楓さん→恋に一途な女・有紀役

凄く良かったです!

このペアは、ゆっくりとしたペースでリーディングが進んでいきました。

ランニングタイムが58分ぐらいだったんですが、今までの4ペアとスピードで比較すると、格段にゆっくりでした。

しかし、ゆっくりながら、しっかりと太い表現でワンセンテンスワンセンテンスつなげて言って、聞いていてすごく入ってくるというか、情景のイメージがすごくつきやすくて、純粋にリーディングを楽しめたペアでした。

単にゆっくり読むだけだと、退屈になる可能性もあったんですけど、二人が一つ一つの感情や状況をしっかりと表現していて、いい回だったなあと思いました。

赤尾さんは、細かい流れをしっかりとっていました。

この台本は、綾乃役がしっかりと心理の流れを表現してくれるとしまります。

その点、表情をうまく使いながら、赤尾さんはしっかりと表現してくれていました。

中山さんは、高校生でこの役に挑戦してくれたのはかなりハードルが高かったと思いますが、稽古とは比べ物にならないぐらいいい表現に仕上げてきてくれました。

中山さんには、自分の恋愛観をこの役を通して表現してみてという、これまた難しいことを稽古で要求しましたが、恋の幸せと、つらさと、両方、しっかり表現されていました。

「不倫とか恋愛とか、YOU TUBEで検索しまくりました!」とアフタートークで言っていたのが、いかにも今どきの役者さんっぽい。

もう、グーグルではなく、YOU TUBEなのね…

15:30~
沢井彩華さん→いい加減な女芸人・綾乃役
雫石愛佳さん→恋に一途な女・有紀役

すごく良かったです!

このペアは稽古からすごく良くてですね。

元々力のある二人ですから、絶対いい回になるだろうと思っており、そしてまた期待以上の出来でした。

引っ張り役の沢井さんの読む綾乃が、沢井さんにしかできない独特の綾乃で前半を引っ張っていきます。

明るくて力強くて、時々真逆の絶望も折り込んでくる、絶妙なリーディングでした。

雫石さんの読む有紀は、陰のあるキャラクターをしっかりと守りながら、感情が高ぶるとググっと前に感情を出てきました。

後半に入ると、沢井さんの読む綾乃が心変わりをしていくのですが、そこでの変わり方が稽古と違って、前半とはうって変わってのウィスパーで絶望的な思いを表現していき、反対に雫石さんの感情はどんどん高くなって、前半と後半で立場が逆転する様子が、しっかり表現されていた回でした。

沢井さんは、さすがという感じでした。

稽古からそうでしたが、読むというよりも演じるという感じ。

まさに、この「朗読劇」と銘打たず「リーディングライブ」と銘打つ企画にぴったりのリーディングでした。

そして、演じるからには自分のものにして表現するというところ。

役者として当たり前のことなんですけど、沢井さんらしい、明るくて力強くて、そして脆い綾乃でした。

雫石さんは、まずは声の仕事に慣れている役者さんらしく、やっぱり上手だなという安定感が光りました。

セリフのかみもないし、イントネーション違いもないし、心理の流れもしっかりとっていて。

そして稽古で指摘していた、いかに自分を出していくかという部分。

雫石さんにも中山さんと同じく、自分の恋愛観をぶつけてみてはと提案していたんですが、

一見大人しく見えて、気持ちが高くなってくるとどんどん感情を出してくるところ

この辺が雫石さんらしいと感じましたし、よく自分を表現してくれていたと思います。

さて、リーディングライブは8月はお休みしたいと思います。

9月からはまた違う挑戦をしたいと思っています。

新しい役者さんを発掘しておくことも今年のうちにやっておきたいとも考えており、ちょっと色々企画を考えております。

「星を買いませんか」はもう少し別のペアで上演したいと思っていますが、別の演目もやりたいと調整中です。

詳細が決まりましたら、公式ツイッターやこちらのブログでお知らせいたします。